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「団体旅行で冬の旅行をどこか考えたい」。
そう決まった幹事様、「どこに行く?」「何を食べる?」と、プランニングが楽しい反面、
参加者の要望を取りまとめて検討するのが大変だったりしますよね。
冬といえば「カニを食べる旅」も要望や話題に上がりますが、予算的にちょっと…という声や、
「今回はカニ以外で考えたいけど、他に何が良いだろうか」とお悩みの方もいらしゃるのではないでしょうか。
この記事では、「カニだけじゃない!」をテーマに、
団体旅行だからこそ楽しめる京都発の多様な冬の味覚をご紹介いたします。
冬と言えばカニ…ですが、実はカニ以外にも楽しめる冬の味覚がたくさんあるんですよね。
貸切バスを利用した、京都発の団体旅行で楽しめる冬の味覚を紹介いたします。
この冬は一歩踏み込んだ「冬の味覚を味わい尽くす旅」で、皆を「最高!」と唸らせてみませんか?
目 次
瀬戸内の海の幸を堪能!旬の牡蠣をたらふく食べたい!岡山・日生の牡蠣を楽しむ旅
1. ツアーの魅力:牡蠣好きの聖地へ!鮮度抜群の贅沢体験
冬の味覚の王様といえば、やはり牡蠣です。
岡山県備前市日生(ひなせ)は、穏やかな瀬戸内海で育まれた濃厚で身が締まった牡蠣の産地として
知られています。
このツアーの最大の魅力は、牡蠣小屋での豪快な体験です。
水揚げされたばかりの新鮮な牡蠣をテーブルに備え付けられたコンロで
参加者自身が焼きながら味わう、「焼き牡蠣食べ放題」は、
まさに非日常の醍醐味。
そして、日生を代表するB級グルメ「カキオコ(牡蠣入りお好み焼き)」は
外せません。
牡蠣の旨味がたっぷり詰まったこのご当地グルメは、格別の逸品です。
団体旅行では、事前予約をするため、人数や牡蠣小屋の規模によっては貸切状態になることも…。
周りを気にせず仲間とわいわい楽しめるのが強みです。
2. 団体旅行成功の秘訣:準備と心構え
日生ツアー成功の秘訣は、服装や寒さ対策にあります。
- 裏話:牡蠣小屋の服装は「汚れてもいい服」が鉄則
牡蠣小屋は、煙と牡蠣の殻が飛び散る場所です。
火の粉が飛んだり、汁が服に跳ねたりすることも珍しくありません。
脱ぎ着のできる上着や汚れても構わないカジュアルな服装で参加されるのが良いと思います。
また、牡蠣を開ける軍手やトングは用意されますが、カイロやウェットティッシュなど、
ちょっとした「あったか便利グッズ」を持って行けば、海沿いでの寒さを緩和することができますよ。 - 移動:京都から日生まで 貸切バスを利用すれば、片道約3時間~3時間半です。
渋滞も考慮し、途中のサービスエリアでの休憩を必ず確保します。
日帰りでも牡蠣小屋での滞在時間をしっかり確保できるよう、朝は少し早めの出発をおすすめします。
3. 周辺観光:歴史ある備前焼の里へ
牡蠣でお腹を満たした後は、車で20~30分程西にある備前焼の里、伊部へ立ち寄るのがオススメです。
日本六古窯の一つとして知られ、赤レンガの煙突がいくつも立つ焼き物の町を歩き、
素朴で味わい深い備前焼の窯元を見学したり、気に入った器を購入したりする時間も人気です。
幻の高級魚を味わい尽くす!和歌山でクエを楽しむ旅
1. ツアーの魅力:冬の和歌山といえばクエの一択!
冬の味覚の代名詞といえばカニやフグですが、和歌山で是非食べたいのがクエ料理です。
クエは南方系の巨大魚で、漁獲量が極めて少ないため、幻の魚と呼ばれます。
適度に締まりながらも、上質な脂とコラーゲンが豊富。
美容意識の高い方々からも絶大な人気を誇ります。
水温が下がる12月から2月にかけてが最も脂が乗り、
身が締まる旬の時期なので、冬の旅にぴったりの味覚です。
2.団体旅行成功の秘訣:和歌山の癒しと共に楽しむ
京都から和歌山南部のクエ産地(勝浦・白浜)へは、移動時間が長くなるため、
バス車内での過ごし方を工夫したり、温泉などの癒しを組み合わせることがオススメです。
- 裏話:和歌山の温泉を組み合わせる
クエ料理の後は、周辺の温泉地で日帰り入浴を組み込むのが鉄板です。
クエ料理が食べられる和歌山には白浜温泉・勝浦温泉があり、日帰り入浴が可能な施設もあります。
冬の冷えがちな体を温め、リラックスした状態でバスに乗っていただくことで、
旅の満足度が格段に向上します。 - 移動:移動時間を「親睦・交流の機会」として楽しむ
京都から目的地まで片道3時間半~4時間程度を想定します。
バス車内での時間は、団体旅行に参加されるお客様同士の交流の機会として楽しんでいただけます。
別のコラムで紹介した移動時間を楽しく過ごす方法も参考にしていただくと、
より充実した時間にすることができますよ。
4. 周辺観光:海の絶景パワースポットと漁港
クエの美食体験に加えて、和歌山の冬の澄んだ空気の中で楽しめる景勝地を組み合わせます。
- 白浜エリア:
千畳敷や三段壁の荒々しい海の絶景を堪能し、冬の力強い自然を感じていただきます。 - 勝浦エリア:
那智勝浦港を散策し、漁港の活気を体感したり、名産であるマグロの解体ショーを見学できる施設もあります。
カニに負けない日本海の味覚!獲れたて旬の寒ブリを味わう旅
1. ツアーの魅力:脂が乗った寒ブリを豪快に
京都から最も近く、そして豪快な日本海の味覚を楽しめるのが、
福井県・若狭湾エリアです。
特に12月から2月にかけて旬を迎える寒ブリは、身が引き締まり、
上質な脂が乗っているため、刺身やしゃぶしゃぶで食べると絶品です。
このツアーでは、若狭湾に面した漁港直営の食事処や、
老舗の温泉旅館の日帰りプランを利用し、ブリの刺身、ブリ大根、
ブリのしゃぶしゃぶなど、ブリ尽くしの贅沢な昼食を堪能します。
漁港直送ならではの鮮度は、デパートやスーパーでは決して味わえません。
貸切バス旅行の定番として、手軽に本格的な日本海の味覚を楽しみたいグループに大変人気があります。
嶺南地方であれば、日帰りでの旅行も実現可能ですよ。
2. 団体旅行成功の秘訣:漁港ならではの楽しみ方
若狭湾のツアーは比較的移動が楽なため、食事以外の体験をどう盛り込むかが重要になります。
- 裏話:漁港ならではのせり見学
県内の漁港では、せりの見学や市場での買い物を楽しむことができます。
団体旅行の場合、せりの見学は事前申し込みが必要なこともあるため、事前確認が必要です。
市場の朝市やせりの見学は朝早い場合が多いため、宿泊での旅行の翌日に設定することがオススメです。
日本海さかな街など夕方まで買い物が楽しめる場所もあるので、行き先に迷ったら是非相談してくださいね。 - 移動:京都から若狭湾まで
貸切バスを利用すれば、片道約2時間~2時間半と非常にアクセスが良好です。
昼食会場と観光地が近い場所を選定し、車内での疲労を最小限に抑えるよう配慮することもできます。
3. 周辺観光:湖と海の2つの絶景を堪能できる
食事の後は、三方五湖の絶景を一望できるレインボーラインのドライブや、
鯖街道の起点として栄えた熊川宿の歴史的な街並み散策がおすすめです。
西日本の王道グルメ!本場・下関のふぐ三昧!豪華てっちりとふぐ刺しを堪能する旅
1. ツアーの魅力:最高級のふぐを味わう贅沢
冬の高級魚といえばフグ。
フグの本場である山口県下関市で、最高級のふぐ料理を堪能することを旅のテーマにしています。
団体旅行では、下関の有名なフグ料理専門店やフグを扱う割烹料理店で、
ふぐ刺し(てっさ)、てっちり(ふぐ鍋)、ふぐの唐揚げ、ふぐ雑炊といった
フルコースをじっくりと味わいます。
特に、職人が丁寧に引いた透明感のあるふぐ刺しは、その食感と風味が格別です。
2. 団体旅行成功の秘訣:移動方法と品質保証
遠方である下関までの旅行を成功させるには、
移動手段の選択とランチ会場の厳選が重要です。
- 裏話①:移動は新幹線+専用バスが最も効率的
京都から下関まで貸切バスのみでは片道約6時間以上かかる遠方のため、
このツアーでは、京都駅から新幹線で新下関駅まで移動し、
そこから専用の貸切バスに乗り換える方法がオススメです。
これにより、移動時間を約4時間程度に短縮し、車内でゆっくりと過ごす時間も確保できます。
日帰りよりも1泊されるほうが無理なく時間を確保して楽しめます。 - 裏話②:ランチ会場は「品質」を最優先
ふぐは高価かつ調理に専門の資格が必要な食材です。
団体客だからといって手を抜かない、信頼できる老舗を選定することが重要です。
3. 周辺観光:活気ある市場と歴史巡り
食事の後は、唐戸市場へ立ち寄りがオススメです。
週末限定の「活きいき馬関街(ばかんがい)」のにぎわいを少しでも体感したり、
ふぐの加工品などのお土産を購入する時間も楽しいものです。
また、関門海峡を望む景勝地や、歴史的な赤間神宮を参拝し、旅の満足度をさらに高めます。
京都発、団体旅行で行くのに最適な時期は?
京都から冬の味覚を楽しむ団体旅行として行くのに最適な時期は、
12月中旬以降~1月下旬もしくは2月初旬がオススメです。
2月後半や3月になると年度末の仕事が忙しい時期にさしかかったり、
卒業旅行や梅や早ければ桜の開花シーズンに入り、混雑が予想されます。
12月中旬以降~年末手前の年内であれば、冬の味覚のおいしさが増してくる時期であるとともに
旅行先で買ったお土産を年末年始の手土産として楽しんでいただけます。
また、1月の年明けの忙しさが落ち着いた頃~2月初旬は、
年明け且つ年度の切り替わり前のため、決起や歓送迎会を兼ねた職場旅行として、
団体旅行を組み込みやすいシーズンですよ。
団体旅行を検討の際は、お気軽にお問い合わせくださいませ。