今回も女性ばかりのワイワイと楽しい旅になりました。
突然ですが、出石といえば「そば」ですよね。なぜ「そば」が有名なのでしょう?
その昔、出石藩主松平氏と信州上田の仙石氏がお国替えとなりました。その際に仙石氏と供に来たそばの職人の技法が在来のそば打ちの技術に加えられ誕生しました。
出石そばは「挽きたて、打ちたて、茹がきたて」の「三たて製法」といわれています。
ちょうど9月末の今、行く道々の畑には白い小さなそばの花が咲き誇っていました。
おいしい出石そばを頂いた後は城下町を散策しました。出石のシンボルである辰鼓楼から延びる道には風情あるお土産物屋さんが立ち並び城下町の雰囲気をかもし出しています。
出石から少し行くと豊岡コウノトリの郷公園があります。こちらでは人工飼育のコウノトリを自然界に返す取り組みをされていて、2時から4時がえさやりの時間で、1時半から3時くらいまでは比較的多くのコウノトリを観察することができます。もちろん今回もその時間帯に行き多くのコウノトリと出会うことができました。
豊岡を離れ円山川沿いを北上すると駅前から情緒ある城崎温泉へ到着です。温泉街をゆっくり通過し、「西村屋本館」に車をつけると他の観光客もこちらを見ています。なんだか私までちょっと上等になった気分でお客様をエスコートし玄関へ。格式あるフロントからは手入れされた中庭がどーんと見え、磨き抜かれた床に映っています。物腰の柔らかい仲居さんに囲まれながらお客様たちは各お部屋へ。老舗旅館特有のゆったりと流れる時間と、絶品のお料理に下の肥えたお客様たちも大満足のご様子でした。
添乗員の私は別館の西村屋招月亭で宿泊させてもらいました。こちらは大型のホテルといった感じですが、さすが西村屋!温泉もお料理も良かったです。この日は結婚式が2件ありました。地元の方にも好評のようです。
2日目はあいにくの雨となりましたが、豊岡の酒造見学&試飲を楽しんだ後、丹後半島の海岸線をぐるっと周り伊根の舟屋へ。ここでは萬転おすすめの舟屋をおしゃれに改装した民宿で昼食。海辺で対岸の舟屋を見ながら新鮮なお魚をいただきました。
天橋立もちょっと立ち寄り、海産物のお買い物も済ませ、京都へ一直線!高速道路もまたまた延伸(宮津IC~わちIC)されていてさらに快適に早く帰ることができました。