1日目 京都→尾鷲(昼食)→那智の滝・那智大社→串本(泊)
2日目 串本→「本まぐろ養殖体験」→樫野崎灯台→串本海中公園→白浜→京都

毎年企画・添乗させて頂いている会社様。今回の旅行も喜んで頂けそうな企画を考えました、「本まぐろ養殖体験」!
目的地は本州最南端の町「串本」です。京都からだと以前は紀伊半島の西側、海南、南部を通って6時間以上、または紀伊半島の真ん中、十津川街道を通って7時間以上かかる所でしたが、今は道も良くなり、今回は新名神を通り紀伊半島の東側を周り串本へ向かい、帰りは西ルートを通り帰るコースを選びました。
大雨後の晴天に恵まれ「那智の滝」では水量の多い立派な滝を見ることができました。

駐車場から約100段の石段を上り下りした「那智の滝」の後での「那智大社」までの約400段の石段は少々きつかったですが、皆さん休み休み何とか上がることができ、お参りできました。「那智大社」から「青岸渡寺」へ行く途中には楠の大木があり、胴内めぐりができます。非常に珍しいので、皆さんで体験!木の幹の中を通り抜けるのは少々薄暗くて怖い感じもしましたが、「となりのトトロ」の気分にもなれます。「青岸渡寺」を抜けると良く写真で見かける風景に出会えました。
汗をかいて疲れた後は串本温泉で疲れを取って、宴会、二次会へと突入です。また、この日は中秋の名月で露天風呂から綺麗なお月様を拝むことができました。

2日目朝、快晴のもと部屋からは弘法大師が作ったとされる紀伊大島へ延びる「橋杭岩」が綺麗に見えます。海も穏やかで朝日が上がる時は本当に美しい景色でした。こんな景色が見れるのもここまで来たからこそです。

朝食を取って早速「本まぐろ養殖体験」の為、大島漁港へ向かいます。のどかな田舎の漁港でこの辺りでは鯛の養殖が盛んなようです。いざ、2艘の漁船に分かれて乗り込み10分ほどで養殖場へ到着です。
一つの生簀に約300匹のマグロがいるとのことでしたが、最初はまったく見えません。皆さんでトロ箱に入った鯖を網ですくってエサやりをはじめると徐々にその姿を見せます。半部くらいエサを与えた頃からマグロは渦を描くように激しく水面を回遊しだしました。漁師さんいわく興奮してきている為、水面近くを泳ぎだすとのことです。今回エサやりしたマグロは20キロ~30キロの大きさということでしたが、見た目は約1mほどあり、かなりの勢いで泳いでいるのを間近に見ることができました。
研究用に飼われている200キロほどもあるマグロの生簀もみせてもらいましたが、こちらは一昨日までの雨の影響でマグロが下にもぐっているらしく姿を見ることはできませんでした。海風を浴びながら漁船に揺られる(入り江の為それほど揺れもありません)のも気持ちよく、また戻ってからは今朝さばきたての新鮮なマグロの試食もできました。

昼食までには少々時間があったので「樫野崎灯台」へも立ち寄りました。明治に立てられた建物とは思えない立派な灯台は青空に眩しいくらい白く凛と建っていました。灯台へ上がると太平洋の水平線が綺麗に見えすがすがしい思いです。
ここでは黒潮の影響か、10月というのにセミが鳴き、ハイビスカスが咲いています。歩いていると暑く汗をかくくらいで、皆さんソフトクリームを食べながらの観光でした。
昼食は「串本海中公園」横の海の見えるレストランにて景色を見ながらゆっくり取っていただきました。串本の海は透明度が高く世界的にも有名でダイビングの方も多くおられました。海中公園では海中展望塔もあり、海の中の様子を見ることができます。
帰りに白浜の「とれとれ市場」に立ち寄ると丁度「マグロの解体ショー」が行われ、見学することができました。

 

 

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