4月初めでまだまだ寒いことを予想していましたが、たまたま両日とも京都よりお天気もよく、気温も高く良い旅ができました。

一日目は青森文化会館でのシンポジウムなどでしたが、ちょっと抜け出し、青森駅近くの市場へ行きました。青森の新鮮な魚介類が地元の値段で売られています。水揚げしたてのうにを頂きました。手の上に乗せ、スプンですくって食べましたが、手の上でうにが触手を動かしています。うにの甘さと海水の味が絶妙でたまらなく美味しかったです。
記念講演では青森で有名な伊奈かっぺい氏による講演会で青森をネタに大いに笑い、楽しませていただきました。懇親会では、郷土料理や津軽三味線、踊りなどで盛り上がりました。特に地酒コーナーに設けられた日本酒は美味しく、海の幸に合いました。
懇親会後は一度皆さんとホテルに戻り、また街へ繰り出しました。おすし屋さんでの刺身やお寿司、日本酒は安くて美味しい!大間まぐろのトロなんかは忘れられません。

二日目は高速道路を利用し十和田湖へ。お天気にも恵まれ、高速道路からは岩木山が綺麗に見られました。岩木山は津軽富士とも呼ばれており、津軽平野に一山大きくそびえる姿は雄大です。また高速道路の周りにはりんご畑が広がります。
「発荷峠展望所」からは十和田湖が一望でき、綺麗に見ることができました。所々に残雪が見れます。時期的に当たり前ですが、残念なのは木々が枯れて景観は今ひとつでした。紅葉の季節は最高に素晴らしいことだと思います。

遊覧船にて十和田湖遊覧、優雅なひと時です。その後、奥入瀬渓谷では道沿いに多くの綺麗な滝を見、散策路では苔むした岩々の間を澄んだ小川が流れていく姿を間近に見ることができました。あちこちに“ふきのとう”が現れ春を感じさせてくれます。

八甲田ロープウェイで山頂へと向い、今だ雪深い中、青森の大自然を感じることができました。5月中までスキーが楽しめるとのことでした。

「ねぶたの里」では勇壮なねぶたが8体保管されており、祭りでなくとも祭り気分を味わうことができました。
今年12月に東北新幹線が新型車両で青森まで繋がりますが、こちらも新しい観光資源になることと思います。

 

 

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